Ubuntu Studioのチュートリアルサイト THE UBUSTU FEED

Ubuntu Studioの非公式チュートリアルサイトにTHE UBUSTU FEEDというサイトが存在します。Ubuntu Studioに興味がある方はチェックしておくと良いかもですね。

THE UBUSTU FEED

Ubuntu派生ディストリビューションのリポジトリ!Ubuntu Studio

Ubuntu Studioはクリエイター向けにデザインされたUbuntuの派生ディストリビューションです。

リポジトリ情報:

リポジトリを追加する必要はありません。現在はUbuntuのリポジトリでUbuntu Studioのパッケージが提供されています。

Synapticで「ubuntusutudio-desktop」パッケージをインストールするとUbuntu Studioに含まれるデスクトップテーマなどを追加できますよ。

その他のUbuntu Studioのパッケージは「ubuntusutudio」をキーワードにSynapticで検索するとよいでしょう。

リポジトリを追加してアプリケーションを増やそう!
リポジトリからインストールできるパッケージを調べよう!

デスクトップの強制終了

デスクトップが固まってマウスも動かなくなり、どうしようもない場合は、残念だけれど強制的にデスクトップを終了させましょう。

キーボードの「Ctrl」+「Alt」+「BS」(BackSpace)を同時に押すことでデスクトップを強制終了しログアウトできます。

アプリケーションが固まった時に強制終了する方法

マルチメディアパッケージが豊富なリポジトリ!Medibuntu

Medibuntuはライセンス上の理由から標準では提供されないパッケージが豊富にそろったリポジトリです。市販DVDの再生に必要なプログラムやWindowsで使われるコーデックなどが入手できますよ。

リポジトリ情報:

リポジトリ(Ubuntu 9.04の場合)
deb http://packages.medibuntu.org/ jaunty free non-free

リポジトリ(Ubuntu 8.10の場合)
deb http://packages.medibuntu.org/ intrepid free non-free

リポジトリ(Ubuntu 8.04の場合)
deb http://packages.medibuntu.org/ hardy free non-free

鍵ファイル
http://packages.medibuntu.org/medibuntu-key.gpg

リポジトリ追加後に、市販DVDのセクションの暗号解除を行うプログラム「libdvdcss2」と、Windowsで使われる特殊なコーデック「non-free-codecs」のインストールをオススメします。

インストール:
$ sudo apt-get install libdvdcss2 non-free-codecs


その他のパッケージは「medibuntu」をキーワードにSynapticで検索すると良いでしょう。

リポジトリを追加してアプリケーションを増やそう!
リポジトリからインストールできるパッケージを調べよう!

Ubuntu日本語ローカライズ版のリポジトリ!Ubuntu Japanese Team

Ubuntu Japanese TeamはUbuntuの日本語ローカライズ版をリリースしています。オリジナルのUbuntuをインストールしている場合はUbuntu Japanese Teamのリポジトリを追加することで日本語ローカライズ版のパッケージをインストールできます。

リポジトリ情報:

リポジトリ(Ubuntu 9.04の場合)
deb http://archive.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja jaunty/
deb http://archive.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja jaunty-ja/
deb http://archive.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja jaunty-non-free/

リポジトリ(Ubuntu 8.10の場合)
deb http://archive.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja intrepid/
deb http://archive.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja intrepid-ja/
deb http://archive.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja intrepid-non-free/

リポジトリ(Ubuntu 8.04の場合)
deb http://archive.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja hardy/
deb http://archive.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja hardy-ja/

リポジトリ追加後に「ubuntu-desktop-ja」パッケージをインストールすると日本語ローカライズ版に含まれるパッケージを追加できますよ。

インストール:
$ sudo apt-get install ubuntu-desktop-ja


リポジトリを追加してアプリケーションを増やそう!
リポジトリからインストールできるパッケージを調べよう!

ユーザーとグループ

Linuxではユーザーは常になんらかのグループに属しています。

ユーザーアカウントを作成するとアカウント名と同じ名前のグループが作成され、新しいグループの中に新しいユーザーがひとり存在しているという状態になります。

PCを複数人で利用する場合、特定のグループとその他のグループでファイルやフォルダへの異なるアクセス権限を設定し、データを安全に保つことができます。

ユーザーアカウントを追加する
パーミッションを設定する

ファイルを開くアプリケーションを設定する

良いアプリケーションを見つけると、それをファイルを開く標準のアプリケーションにしたくなります。


ファイルを開くアプリケーションはファイルを右クリックして「プロパティ」の「開き方」タブから設定できます。リストの中に目的のアプリケーションが無い場合は「追加」ボタンからより多くのアプリケーションを選択できますよ。


それでもアプリケーションが見付からない場合は「コマンドをカスタマイズする」にアプリケーションのコマンドを入力しましょう。

フォントを追加しよう!

気に入ったフォントがあれば追加して使えるようにしましょう。


PCをひとりで利用しているのなら、ユーザーのホームフォルダ内に隠しフォルダの「.fonts」フォルダを作成しましょう。そして、そのフォルダの中にフォントファイルを保存します。

PCを複数人で利用していて、すべてのユーザーでフォントを利用するためには、フォントをシステムのフォルダに保存する必要があります。コマンドから 「sudo nautilus」 をタイプしてスーパーユーザー権限でファイルマネージャーを起動しましょう。
$ sudo nautilus



スーパーユーザー権限で起動したファイルマネージャーで「/usr/share/fonts」フォルダの中に追加フォント用のフォルダを作ります。フォルダ名はわかりやすくadditionalやmyfontsなどにすると良いでしょう。そして、そのフォルダの中にフォントファイルを保存します。

これで追加したフォントをアプリケーションなどで利用できます。再びフォントを追加する場合にも、作成した追加用のフォルダにフォントファイルを保存すればよいですよ。

フォントの表示を綺麗にしよう!


ヒント:
追加したフォントが反映されていない場合は、sudo fc-chache [フォルダ名] でフォントキャッシュを更新できます。
$ sudo fc-cache /usr/share/fonts/additional


Ubuntuのタイトルに使われているフォントは「ttf-ubuntu-title」パッケージをインストールすることで追加できますよ。

ttf-ubuntu-titleインストール:
$ sudo apt-get install ttf-ubuntu-title

Linuxとディストリビューション

Ubuntu、SUSE、Fedora、Mandriva、Gentoo......Linuxには本当にたくさんの種類があります。そう、本当にたくさんあります。きっとハッカーがジョークをひとつ言うたびに新しいLinuxディストリビューションが生まれているはずです。


「Linux」とはOS(オペレーティングシステム)ではありません。LinuxはOSの「カーネル」です。カーネルはOSの最も中核部分であり、コンピューターのCPUやメモリやディスクをコントロールするために働いているプログラムです。ペンギンの「Tux」がLinuxのマスコットキャラクターですよ。

このOSの中核であるLinuxカーネルは誰でも自由に利用することが出来ます。そのため、いろいろな企業や団体や個人がLinuxディストリビューションを開発しています。


Linuxカーネルを中心に、ドライバ、モジュール、ユーティリティー、アプリケーション、デスクトップ環境...などを組み合わせて、OSとして使えるようにしたものを「ディストリビューション」といいます。この組み合わせ方やチューニングの違いがLinuxディストリビューションの違いとなります。


Linuxは「UNIX」と仲好しです。同じプログラムが使えたりしますよ。UNIXおよびUNIX系OSにもいろいろと種類があり、Mac OS X、Open Solaris、Free BSDなどが有名です。同じプログラムが使えたりするのは、LinuxがUNIXと互換性のあるシステムだからです。Mac OS XユーザーとLinuxユーザーは同じノウハウや話題を共有できるかもしれませんね。

たくさんあるLinuxディストリビューションの中で、どれが一番良いのか?なんて話をよく聴きます。私の結論は「たくさんあるから使ってみて気に入ったものを選べばいいよ」なのですが、Linux SaladではUbuntuをおすすめしています。


Ubuntuは本当にキュートでスマートなLinuxディストリビューションですよ。世界中の多くのユーザーから愛されています。私だって他のユーザーに負けないくらいUbuntuを愛しています!

メタディストリビューションとパッケージ管理

ファイルマネージャのちょっと便利な使いかた

知っているとちょっとだけ便利になるファイルマネージャの使いかたを紹介しますよ!


たくさんファイルやフォルダがあるときはスクロールしすぎて目的のファイルやフォルダを見失ってしまいますよね。少しでも名前を覚えているなら、ファイルマネージャの画面でタイプしてみましょう。目的のファイルやフォルダへ誘導してくれますよ。


場所バーにフォルダ名を入力して目的のフォルダへ移動できます。途中まで入力すると残りの文字を自動的に補完してくれますよ。


頻繁にアクセスするフォルダはブックマークしておきましょう。


ブックマークしたフォルダはファイルマネージャのサイドバーやメインメニューの「場所」からもアクセスできます。


ファイルやフォルダをマウスホイールで別の場所へドラッグアンドドロップすると、移動やコピーなどのメニューが選べます。マウスボタンの左右両クリックでもOKです。画像ファイルの場合はデスクトップの壁紙にすることもできますよ。

ファイルマネージャでディスクにデータを書き込む
ファイルマネージャでサーバーにアクセスしよう!
ファイルマネージャ Nautilus

コマンドの基本的な操作方法

コマンドの基本的な操作方法を紹介しますよ!


キーボードの「Tab」キーを押すと、コマンドの残り部分を自動的に補完してくれます。コマンドだけではなく、コマンドのオプションや、ファイルやフォルダの名前なども自動的に補完してくれますよ。


「Tab」キーを押しても自動的に補完されない場合、もう一度「Tab」キーを押してみましょう。いくつかの候補が表示されます。判別がつくところまで入力してから「Tab」キーを押すとよいでしょう。


「*」ワイルドカードを使うと、リスト表示やファイルのコピーや削除に便利です。「ls My*/*/」ならMyMusicやMyVideosなどのMyで始まるフォルダのサブフォルダをすべて表示してくれます。


「|」パイプを使うと、コマンドからコマンドへ結果を渡すことができます。「ls | grep fortminor | more」ならlsでリスト表示した中からgrepでfortminorという名前の付いたファイル名のみ抜き出してmoreでページ単位で表示させています。


「>」リダイレクトを使うとコマンドの結果をファイルに保存できます。「>>」ならファイルに追加で書き込みできます。


それぞれを組み合わせて使うと便利ですよ。

もうすこし実践的な使い方を紹介しましょう。

.txt~などの不要なバックアップファイルを一斉に削除する。
$ rm *.txt~
$ rm */*~


システムに読み込まれている特定のモジュールを調べる。
$ lsmod | grep pcmcia


複数のメモファイルをひとつにまとめる。
$ more note1.txt note2.txt note3.txt >> new-note.txt


基本的な10のコマンド

基本的な10のコマンド

もっとも基本的なコマンドを紹介しますよ!

1. ls - リスト表示
「ls」でファイルやディレクトリ(フォルダ)のリスト表示を行います。「-a」オプションを付けると隠しファイルも表示できます。
$ ls -a


2. mkdir - ディレクトリの作成
「mkdir」で新しくディレクトリを作成します。
$ mkdir DirectoryName


3. rmdir - ディレクトリの削除
「rmdir」でディレクトリを削除します。ディレクトリの中にファイルが入っていると削除できません。その場合は「rm -r」を使いましょう。
$ rmdir DirectoryName


4. cd - ディレクトリ移動
「cd」でディレクトリの中に入ったり出たりします。「../」とするとひとつ上のディレクトリに移動します。「~」とするとホームディレクトリに戻ります。
$ cd DirectoryName
$ cd ../
$ cd ~


5. cp - ファイルやディレクトリのコピー
「cp」でファイルやディレクトリをコピーします。「-r」オプションを付けるとディレクトリの中身もまるごとコピーします。
$ cp FileName NewFileName
$cp -r DirectoryName NewDirectoryName


6. mv - ファイルやディレクトリの移動
「mv」でファイルやディレクトリを移動します。ファイル名を変更する場合にも使います。
$ mv FileName NewFileName
$ mv DirectoryName NewDirectoryName


7. rm - ファイルやディレクトリの削除
「rm」でファイルやディレクトリを削除します。「-r」オプションを付けるとディレクトリの中身もまるごと削除します。
$ rm FileName
$ rm -r DirectoryName


8. ln - リンクの作成
「ln -s」でシンボリックリンク(ショートカット)を作成します。
$ ln -s FileName LinkName


9. sudo - スーパーユーザーでコマンドを実行する
「sudo」をコマンドの前に付けるとスーパーユーザー権限でコマンドを実行できます。パスワードを聞かれるので自分のパスワードを入力します。
$ sudo Command
Password:


10. man - マニュアルの表示
「man」でコマンドのマニュアルを表示します。「q」キーでマニュアル表示を終了します。
$ man Command


Linuxコマンド
コマンドの基本的な操作方法

リポジトリを追加してアプリケーションを増やそう!

Synaptic パッケージ・マネージャを使うと、非常に多くのアプリケーションを見つけることができます。Synapticからネットワークインストールでき、必要なライブラリも自動的にインストールされ、アップデートも行えます。

大変便利ですが、世にある全てのアプリケーションが登録されている訳ではありません。その場合、アプリケーションの開発・配布元でリポジトリサーバーが用意されているならば、Synapticからアクセスできるようにリポジトリを追加しましょう。


メニューバーの「システム」→「システム管理」→「ソフトウェエア・ソース」の「サードパーティのソフトウェア」タブでリポジトリを追加できます。

「Add」ボタンから設定ウインドウを開いて「deb http://~~~」といったサーバーのアドレスを入力しましょう。


もし、アクセスに認証が必要で、認証キーファイルが用意されているならば、ファイルをダウンロードし、「ソフトウェエア・ソース」の「認証」タブからファイルを読み込みましょう。

「鍵ファイルのインポート」ボタンからファイルを読み込みます。

リポジトリを追加した後は、Synapticからアプリケーションをインストールできるようになりますよ。

リポジトリからインストールできるパッケージを調べよう!
アプリケーションのインストール方法!3つ紹介!
ネットワークインストールを有効にしましょう
リポジトリ指定からwebオプションを消してアップデートエラーを改善しよう!


ヒント:
多くの場合、アプリケーションの開発・配布元のWebサイトでは、リポジトリの追加方法がコマンドによる操作で説明されています。コマンド操作に馴れているなら紹介されている通りにコマンドで操作した方が早いかもしれません。

すべてのデータは / に入っています

Windowsでは、データは「HDDやメディアのなかに入っている」ものとして、Cドライブ、Dドライブ...というようにドライブごとに表されますよね。Windowsでは物理的な単位でファイルシステムが表現されますが、LinuxなどのUNIX系システムでは考え方が異なります。


UNIX系システムでは、データは「ディレクトリのなかに入っている」ものとして扱われます。そして、全てのディレクトリを納めている最上位のディレクトリを「/」(ルートディレクトリ)といいます。

/ はCドライブ、Dドライブ...のように複数存在することはありません。ひとつのコンピューターに / はひとつです。追加したHDDや各種メディアは、/ のなかのディレクトリのひとつとして加わることになります。Ubuntuの場合、/media のなかにディレクトリが作成されますよ。

とはいえ、通常はデスクトップやファイルマネージャーのサイドバーなどに、HDDやメディアのアイコンが物理的な形で表示されるので、あまり気にしなくてもよいかも。

マウントとアンマウント


ヒント:
「ディレクトリ」と「フォルダ」は同じ意味ですが、 / に限ってはルートフォルダではなく、ルートディレクトリという呼び方が一般的です。

/home のなかにユーザーアカウント名のフォルダがあり、それがユーザーのホームフォルダとなります。このフォルダにはユーザーのデスクトップ上のファイルや各種設定などが納められています。

/root はシステム管理者であるrootユーザーのホームフォルダです。もともと /(root) をホームフォルダに持つユーザーであったため、rootユーザーという名前になった経緯があります。...うろ覚え。

アプリケーションを手動でインストールする方法!2つ紹介!

多くのアプリケーションが「アプリケーションの追加と削除」や「Synaptic パッケージ・マネージャ」よりネットワークインストール可能です。

大変便利ですが、世に存在する全てのアプリケーションが登録されているわけではありません。その場合、Webサイトでパッケージが配布されているならば、ダウンロードして手動でインストールしましょう。


1つめの方法はとってもシンプルです。Webサイトで「.deb」形式のパッケージが配布されているなら、ダウンロードしてファイルをダブルクリックしましょう。

インストーラーが起動するので、「Install Package」ボタンを押してインストールします。


2つめの方法は実行ファイルがそのまま圧縮ファイルで配布されている場合のインストールです。「.tar.gz」や「.bz」などの圧縮ファイルをダウンロードしたら、ファイルを右クリックして「ここに展開する」からファイルを解凍しましょう。

解凍したフォルダをシステムのフォルダに移すため、スーパーユーザー権限でファイルマネージャーを起動します。コマンドから sudo nautilus をタイプしましょう。
$ sudo nautilus



スーパーユーザー権限で起動したファイルマネージャーで、解凍したフォルダを「/opt」フォルダの中に移します。

そして、コマンドやメインメニューからアプリケーションを起動するために、実行ファイルのリンク(ショートカット)を作りましょう。ファイルを右クリックして「リンクの作成」からリンクを作ります。

どれがアプリケーションの実行ファイルかわからない場合は「README」や「INSTALL」などの付属する説明書を読んでくださいね。


作成したリンクのファイル名から「〜へのリンク」を消しておきましょう。ファイルを右クリックして「名前の変更」から名前を修正します。

そして、このリンクを「/usr/bin」フォルダの中に移します。

これで、コマンドからアプリケーションを起動できるようになりますよ。コマンドでタイプするのはリンクの名前です。リンクの名前が Songbird なら Songbird ですね。
$ Songbird



メインメニューからアクセスできるようにアプリケーションをメニューに追加しましょう。メニューバーの「システム」→「設定」→「メインメニュー」から設定ウインドウを開きます。

メニューのカテゴリを選び、「新しいアイテム」からメニューを追加します。

alienでRPM形式のパッケージをdeb形式に変換する
アプリケーションのインストール方法!3つ紹介!
日本語版セットアップ・ヘルパでアプリケーションを追加する


ヒント:
.deb形式のパッケージはDebian GNU/Linux向けのパッケージです。UbuntuはDebian系Linuxなので、.rpm(Redhat Package Manager)形式とともにパッケージが配布されている場合は.deb形式を選びましょう。

「/opt」フォルダは実行ファイルがそのまま圧縮ファイルで配布されているようなアプリケーションの保存先として推奨されているフォルダです。解凍したフォルダを必ずしも「/opt」フォルダに保存する必要はありません。適切と思う場所に保存しましょう。

Linuxではデフラグは必要ありません!

Linuxで標準的に採用されているext3ファイルシステムは、ファイルの断片化(フラグメンテーション)に極めて強いので、デフラグを気にする必要はありませんよ。

100%断片化しない訳ではありませんが、ほぼディスクが一杯(90%くらい)になるまで断片化は気にしなくてよいでしょう。それでも体感的に表れるようなパフォーマンスの低下はありませんし、バックグラウンドで最適化が行われるため、Linuxユーザーは面倒なデフラグ作業から開放されています。

Windowsユーザーからすれば不思議な話かもしれませんが、むしろ「デフラグをしないとパフォーマンスが低下する」というのは、近代的なOSの中でもWindows特有の悩みかと思います。

ジャーナルファイルシステムを使いましょう!
ファイルシステムは自動的にチェックされます!

マウントとアンマウント

各種メディアをシステムで使える状態にすることを、「マウント」(mount)といいます。その逆で取り外せる状態にすることを「アンマウント」(unmount)といいます。

Ubuntuでは、外付けHDDやDVDやメモリーカードなどのメディアをPCに取り付けると、自動的にマウントされて/mediaフォルダの中にメディアのフォルダが作られます。

デスクトップやファイルマネージャのサイドバーにもメディアのアイコンが表示されます。メディアを取り外す場合は、アイコンを右クリックして「取り出し」または「アンマウント」を行ってから取り外しましょう。

ISOイメージファイルのマウント
すべてのデータは / に入っています

デスクトップにアイコンを表示する

Ubuntuのデスクトップには、なにもアイコンがありません。余計なものを排したこのスタイルはたいへん使いやすいです。コンピュータやごみ箱へはパネルからアクセスします。

でも、デスクトップ上にアイコンが表示されていないと、なんだか不安に思うかも?しれないですね。デスクトップの設定を変更することで、コンピュータやごみ箱などを表示できますよ。

コマンドから gconf-editor をタイプして「設定エディタ」を起動しましょう。
$ gconf-editor



キーツリーの「apps」→「nautilus」→「desktop」から各値にチェックを入れることで、デスクトップにアイコンを表示できます。

computer_icon_visible - コンピュータ
home_icon_visible - ホームフォルダ
network_icon_visible - ネットワーク
trash_icon_visible - ごみ箱


チェックを入れるとすぐにアイコンが表示されます。

UbuntuTweakでUbuntuをカスタマイズする


ヒント:
設定エディタはメニューバーの「アプリケーション」→「システムツール」→「設定エディタ」からもアクセスできます。

標準ではメニューから隠れているので、メニューバーの「システム」→「設定」→「メインメニュー」から設定ツールを起動し、「アプリケーション」→「システムツール」の中の「設定エディタ」にチェックを入れてください。

メインメニューの表示を設定する

ファイル名と拡張子

Windowsにおいて filename.txt と FILENAME.TXT は同じファイルですが、Linuxではファイル名の大文字・小文字はちゃんと区別され、別のファイルとして扱われます。

また、ファイルの拡張子はそれほど重要ではなかったりします。拡張子がなんであろうと、テキストファイルはテキストファイルとして扱われますし、画像ファイルは画像ファイルとして扱われます。拡張子が無くてもかまいません。

とはいえ、ちゃんと適切な拡張子を付けておきましょう。

隠しファイルにはドットをつけましょう

ファイルマネージャでサーバーにアクセスしよう!

ファイルマネージャを使って簡単に各種サーバーへアクセスできます。


メニューバーの「場所」→「サーバへ接続」から接続の設定を行えます。SSH, FTP, Samba, WebDAVなどが利用できます。


設定後はデスクトップにアイコンが追加されます。メニューバーの「場所」→「ネットワーク」やファイルマネージャのサイドバーからもアクセスできますよ。

ファイルマネージャ Nautilus

ショートカットはリンクといいます

Linuxではファイルやフォルダのショートカットのことを「リンク」といいます。

厳密にはシンボリック・リンク(Symlinks)といいます。エイリアス(Alias)という呼び方もありますよ。

ファイルマネージャ Nautilus

ファイルマネージャ Nautilus

Ubuntuの標準ファイルマネージャ「Nautilus」を使うと、HDD内のファイルはもちろん、ネットワーク(LAN)の別のコンピュータにあるファイル、FTPやWebDAVサーバーのファイルを、統合的に管理できます。


メニューバーの「場所」→「ホーム・フォルダ」などからファイルマネージャを起動できます。

ユーザーのホームフォルダには、あらかじめExamplesフォルダへのリンク(ショートカット)が含まれています。Examplesフォルダの中には、ドキュメント、画像、オーディオ、ビデオなどの各種サンプルファイルが収録されています。


アイコン表示を大きくしたり小さくしたりできます。大きくすると、フォルダやファイルの詳細な情報を表示できます。400%で表示するとかなり大きいですね。


現在開いているフォルダの場所はボタン形式で表示されます。ボタンを押すことで前のフォルダへ簡単に戻れますよ。


ボタン形式の表示をアドレス形式の表示に切り替えることができます。ここに ftp://ftp.ubuntu.com/ のようなFTPサーバーのアドレスを入力すると、簡単にFTPアクセスできます。


メニューの「編集」→「設定」からファイルマネージャの動作や表示を設定できます。


「エンブレム」という目印をフォルダやファイルに付けることができます。重要なフォルダにエンブレムを付けておくと、大切なファイルが入っている!ということが、ちょっとだけわかりやすくなりますよ。

エンブレムはフォルダやファイルを右クリックして「プロパティ」の「エンブレム」タブから設定できます。


機能的な役目とは無関係な機能ですが、デスクトップのアイコンを大きくしたりできます。これもフォルダの重用度を表現するためのひとつになるでしょう。

アイコンの大きさはデスクトップのフォルダやファイルを右クリックして「アイコンを引き伸ばす」から変更できます。


Linuxではショートカットのことを「リンク」といいます。リンクはフォルダやファイルを右クリックして「リンクの作成」から作れます。

ファイルを見ていると、テキストファイルの文章がアイコンの中でプレビュー表示されていることに気づくはずです。また、画像やビデオファイルはもちろんサムネイル表示されます。その他にも、使いやすくファイルの内容を把握しやすい色々な工夫があることに気づくでしょう。

ファイルマネージャのちょっと便利な使いかた
ファイルマネージャでディスクにデータを書き込む
ファイルマネージャでサーバーにアクセスしよう!