IPv6を無効にしてインターネット接続を最適化しよう!

無線LAN(Wi-Fi)を利用していて突然インターネット接続が不能になってしまうことがありますか?


この現象はUbuntuで優先的にサポートされている通信方式がIPv6であるために起きる可能性があります。その場合はIPv6の利用を無効化することで、接続を改善できる可能性があります。

設定ファイルの「aliases」を修正しましょう。

スーパーユーザー権限で aliases をgEditテキストエディタで開きます。

$ sudo gedit /etc/modprobe.d/aliases


「network protocols」セクションでIPv6のサポートを定義しているライン「alias net-pf-10 ipv6」の「ipv6」を「off」に変更します。

# network protocols ##########
....
....
alias net-pf-10 off
....

これでPCを再起動後に無線LAN(Wi-Fi)によるインターネット接続を試みてください。

インターネット接続!無線LANも簡単に利用できます


ヒント:
IPv6サポートを無効化するとIPv4でインターネット接続が行われます。

gEditのFTP書き込みを有効にする

gEditテキストエディタはSSH, Samba, FTP, WebDavなどのサーバー上のファイルの直接編集をサポートしています。FTPサーバーのファイルについてはセキュリティー上の理由から編集後に保存することはできず、書き込み禁止モードとしてファイルの表示だけ可能です。

でも、Webサイトのちょっとした修正のために、ファイルをダウンロードして、編集して、再びアップロードして...はやっぱりメンドウですね。gEditテキストエディタの設定を変更することで、FTPサーバーへの保存を有効にできますよ。

コマンドから gconf-editor をタイプして「設定エディタ」を起動します。

$ gconf-editor



キーツリーの「apps」→「gedit-2」→「preferences」→「editor」→「save」から「writable_vfs_schemes」の値に「ftp」を追加します。

ファイルマネージャでサーバーにアクセスしよう!


ヒント:
設定エディタはメニューバーの「アプリケーション」→「システムツール」→「設定エディタ」からもアクセスできます。

標準ではメニューから隠れているので、メニューバーの「システム」→「設定」→「メインメニュー」から設定ツールを起動し、「アプリケーション」→「システムツール」の中の「設定エディタ」にチェックを入れてください。

メインメニューの表示を設定する

Phunで物理を落書きに変えちゃえ!

学校では物理の時間にずっとノートに落書きしていた? OK, それなら物理を本質的に理解する才能があるかも。さぁ、Phunで物理を落書きに変えちゃえ!


Phunは物理シミュレーションを活かしたお絵描きツール。そして物理の基礎を、遊ぶように学び、学ぶように遊べる、良い学習ツールですね。画面内で自由にオブジェクトを描いてプロパティーを加えられます。マウスホイールで画面のズーム、右クリックによるドラッグで画面を移動できますよ。

Phunのダウンロードページから圧縮ファイルをダウンロードできます。圧縮ファイルを解凍したフォルダ内の「phun」が実行ファイルです。

Phunで思い通りの世界を描いて、たのしい時間を過ごしてください。

Phun
子供みたいにワクワクできる大人に最適な学習ツール

アプリケーショングループをまとめてインストールする

特定用途のアプリケーションを簡単に揃えるためにSynapticのタスクを利用してみましょう。


メニューバーの「システム」→「システム管理」→「Synaptic パッケージ・マネージャ」からSynapticを起動します。

メニューの「編集」→「タスクを利用してパッケージにマークする」からパッケージグループの一覧を表示できます。このグループにチェックを入れると関連するパッケージをまとめてインストール指定できますよ。インストール指定後は「適用」ボタンを押してインストールを行いましょう。

アプリケーションのインストール方法!3つ紹介!
Apache, MySQL, PHP 環境を簡単に導入する
オーディオとビデオの再生!各種コーデックを揃えよう!
ファイルの圧縮と解凍!各種アーカイバを揃えよう!

GNOME 2.22 がリリース!

Ubuntuで採用されているデスクトップ環境「GNOME」のバージョン2.22がリリースされました。

GNOME2.22で便利になったのは...

  • Totem動画プレイヤーがFlashとDVBの再生をサポート。DVD再生の改善も。
  • File Roller書庫マネージャが7-zipをサポート。
  • 時計アプレットがワールドクロック化して複数の時刻と天気の表示が可能に。(待っていた!)
  • Evolutionメールクライアント/グループウェアがGoogle Calendarをサポート。
  • Tomboyメモツールで複数ノートをひとつのノートとして管理可能に。
  • glChessチェスゲームがネットワーク対戦可能に!(すばらしい!)

また、Webカムツールの「Cheese」がGNOMEに標準採用されました。他にも多くの改善が行われて、より便利になっています。

GNOME 2.22 Release Notes
Ubuntu 8.04 Hardy HeronでGNOME2.22が採用されますよ。


GNOMEプロジェクトのメンバーであるRaphael Higinoが昨年オートバイ事故で亡くなりました。GNOME2.22はRaphael Higinoに捧げられます。

制限を緩めてリアルタイム処理を有効にしよう!

いくつかのアプリケーションはLinuxのリアルタイム処理動作をサポートしますが、標準ではリアルタイム処理で動作させられません。


Linuxのリアルタイム処理動作はスーパーユーザーのみに制限されており、一般ユーザーには許可されていません。一般ユーザーでリアルタイム処理動作を利用するためには認証モジュールに対して制限の設定を行う必要があります。

設定ファイルの「limits.conf」を修正しましょう。

スーパーユーザー権限で limits.conf をgEditテキストエディタで開きます。

$ sudo gedit /etc/security/limits.conf


適用対象と制限タイプの指定に続けて「rtprio」と「nice」と「memlock」とそれぞれの値を設定したラインを追加します。ファイルの最後に追加記述すると良いでしょう。

* - rtprio 99
* - nice -10
* - memlock 500000


* - rtprio 99
「*」はすべてのユーザーが対象になります。特定のユーザーに適用する場合はユーザー名(ログイン名)を指定し、特定のグループに適用する場合は「@groupname」のように先頭に@を付けてグループ名を指定します。

* - rtprio 99
制限タイプは「hard」か「soft」か「-(both)」を指定できます。これはリソースの制限方法についてです。「-」を指定すると良いでしょう。

* - rtprio 99
「rtprio」はリアルタイム処理の優先度です。値には最大値を指定します。99が良いでしょう。

* - nice -10
「nice」はジョブの優先度です。値が低いほど優先度が高くなります。他のジョブを遅らせないように-5から-10くらいがナイスです。

* - memlock 500000
「memlock」はメモリのロック範囲です。値はKBytes単位で指定します。実際のメモリ容量と同じくらいが良いでしょう。

これで、再度ログイン後にリアルタイム処理動作を利用できます。Linux自体がリアルタイムカーネルであれば最も良いパフォーマンスを得られるでしょう。

リアルタイムカーネルを導入してパフォーマンスを高めよう!

リアルタイムカーネルを導入してパフォーマンスを高めよう!

グラフィックス、オーディオ、ビデオ...メディア制作などでは常に大きな処理能力と速度が求められますね。作業中のレスポンスは早いほうが望ましいですし、プレビュー時の遅延や処理のスキップは起きないでほしい。ぜいたく?


ハードな処理をLinuxに強いるなら、高いパフォーマンスで動作するようにチューンされたリアルタイムカーネルを導入してみましょう。マルチメディア処理の遅延を改善できる可能性があります。

インストール:
$ sudo apt-get install linux-rt


インストール後にPCを再起動しましょう。起動時にGRUBブートローダーでリアルタイムカーネル(rt)を選択できますよ。

制限を緩めてリアルタイム処理を有効にしよう!


ヒント:
linux-rtパッケージによるリアルタイムカーネルの導入は、通常のLinuxカーネルを置き換えるものではありません。リアルタイムカーネルは通常のカーネルと共存します。

リアルタイムカーネルでシステムを起動できない場合は、PCに接続している外部デバイスを取り外してから起動を試みてください。

すべてにおいてパフォーマンスが向上するわけではなく、主にオーディオの処理に効果をもたらします。また、全てのカーネルモジュールがリアルタイムカーネルに対応しているわけではありません。

限定的な用途・作業においてリアルタイムカーネルでシステムを起動してください。通常の作業のためにリアルタイムカーネルの導入や利用は推奨しません。

JACKで音楽制作環境を構築する

オーディオサーバー/接続キットのJACK(JACK Audio Connection Kit)を使うと、オーディオアプリケーションやMIDIコントローラーなどで入出力されるオーディオストリームやMIDI信号をつなぎ合わせて、柔軟な音楽制作環境を構築できます。

インストール:
$ sudo apt-get install jackd qjackctl


インストール後はメニューバーの「アプリケーション」→「サウンドとビデオ」→「JACK Control」からJACKのGUI設定ツールであるQjackCtlにアクセスできます。


JACKはオーディオサーバーです。オーディオアプリケーションやオーディオデバイスやMIDIコントローラーのポートをJACKサーバーに接続してオーディオストリームやMIDI信号を共有します。

例えば...コントローラーからのMIDI入力をシーケンサーにつなぎ、シーケンサーのMIDI出力をシンセサイザーにつなぎ、シンセサイザーのオーディオ出力をエフェクターにつなぎ、エフェクターから出力されるオーディオと、マイク入力やライン入力を、マスターミキサーにつなぎ集めて...というように、MIDI信号やオーディオストリームの流れをJACKで柔軟に構築できます。


JACKサーバーのGUI設定ツールであるQjackCtlの「Start」ボタンを押すとJACKサーバーがスタートします。「Stop」ボタンを押すとJACKサーバーは停止します。


「Connect」ボタンを押してオーディオやMIDIの接続を設定しましょう。設定ウインドウにはオーディオアプリケーションやオーディオデバイスやMIDIコントローラーのイン/アウトプット可能なポートが並びます。ポートを接続したいポートまでドラッグアンドドロップすると接続できますよ。


「Setup」ボタンを押してJACKサーバーの設定を行います。設定ウインドウの「Settings」タブの「Parameters」覧で「Realtime」にチェックを入れて「Priority」の値を増やすとJACKサーバーをリアルタイム処理モードで実行できます。また「Frames/Period」の値を増やすと音飛びを改善できます。設定はJACKサーバーの再スタート後に有効になります。

JACKサーバーはLinuxでの音楽制作において動脈となる重要な存在です。これは必須のシステムと言えるでしょう。

制限を緩めてリアルタイム処理を有効にしよう!
リアルタイムカーネルを導入してパフォーマンスを高めよう!


ヒント:
JACKサーバーにオーディオアプリケーションを接続する場合、アプリケーション側で利用するオーディオドライバ/インターフェイスの種類をJACKに設定する必要があります。高機能なオーディオアプリケーションの多くは、自動的にJACKサーバーへ接続を試みるか、JACKの利用が必須となっています。

QjackCtlはJACKサーバーの操作・設定を行うためのGUIフロントエンドです。JACKはサーバープログラムであり、コマンドや異なるアプリケーションからもコントロール可能なので必ずしもQjackCtlは必要ではありません。

私のガレージをあさる悪ガキたちへ

Linux Saladは悪ガキたちに好かれるようで、これまでにLinux Saladのクローン・ブログをいくつか見かけました。それらのクローンは期待するほど広告を売れなかったようで、すぐに消えてゆきましたが...


現在、確認できている最新のクローンはおそらく「Ubuntu Life」でしょう。Ubuntu Lifeは2008年02月06日にスタートしたLinux Saladのクローン・ブログの一種。Linux Saladのテキストや画像をコピーして焼き直しているようです。ブログのタイトルがLinux Salad初期のキャッチフレーズですね。

さて、Linux Saladからコンテンツを盗んで自分のブログとして公開し、それを私に発見されてしまうと、どうなるか?

私からの回答は「おもしろそうだ!」です。

Linux Saladのコピーやクローンや派生を作ることは問題ありません。新しいクローンが誕生して良い機会なので、Linux Saladのライセンスと方針について話しましょう。

ライセンス
Linux Saladではテキストや画像などのコンテンツをCreative Commons Attributionライセンスで公開しています。どうぞテキストや画像をコピーして再配信してください。既存の記事をベースにして新しい記事を書き起こすのも良いでしょう。他にも、多くの事が可能で、Linux Saladの記事をそのまま転記した出版物を販売することもできます。

方針
Linux Saladをどのように利用するかは、利用する方にお任せします。Linux Saladをソースとしたクローン・ブログの作成、フィードを活用したネットワークサービスの作成、単なる引用、それらすべてを歓迎します。おもしろい利用方法があれば教えてください。コピーやクローンや引用において、Linux Saladの該当するページのリンクを含んでおくことは重要です。Linux Saladでは古い記事も定期的に見直して追記・修正し内容をアップデートしているので、検索から訪れたビジターに新しい情報を提供できるでしょう。

注意
注意すべき事があります。
Linux Saladに含まれる画像の全てがCreative Commons Attributionライセンスの条件を満たしているわけではありません。デスクトップのスクリーンショットや私の落書きについては大丈夫です。それ以外の、人物やロゴなどの画像についてはライセンスが曖昧なので、コンテンツを販売する場合は該当する画像の使用を避けるべきです。

Linux Saladのコンテンツを販売する場合は、私に連絡して「正式に許可を得ている」という状態を確保しておくと良いでしょう。通常、私はOKの返事を出すはずです。

Akira Ohgaki<akiraohgaki@gmail.com>

さあ、私のガレージをあさる悪ガキたち、チープな週末を楽しみなさい。

nautilus-mount-imageでISOイメージファイルをマウントする

Nautilus用拡張スクリプトのnautilus-mount-imageを使うと、コンテキストメニューから簡単にISOイメージファイル(.iso)をマウントできます。

標準ではnautilus-mount-imageをネットワークインストールできません。インストールのためにnautilus-mount-imageのリポジトリをソフトウェア・ソースに追加しましょう。

リポジトリ情報:

リポジトリ(Ubuntuの場合)
deb http://ppa.launchpad.net/zootropo/ubuntu hardy main

リポジトリを追加してアプリケーションを増やそう!


インストール:
$ sudo apt-get install nautilus-mount-image



ISOイメージファイル(.iso)を右クリックして「Mount image」を選ぶことで簡単にマウントできます。


マウントしたISOイメージファイルはリムーバブルストレージとして扱われます。


マウントと同様にISOイメージファイルを右クリックして「Unmount image」を選ぶことでアンマウントできますよ。

ISOイメージファイルのマウント
各種ディスクイメージファイルをISO形式に変換する
ファイルマネージャでディスクにデータを書き込む


ヒント:
機能を有効にするためにはインストール後にログインし直す必要があります。

アイデアの投稿・共有!Ubuntu brainstorm

システム設計やプログラミングはできないし、オープンソース界に人脈もないし、プロジェクトを支援してあげられるだけの資金もない。でも、今のUbuntuを変えるすごいアイデアを持っている?

それならUbuntu brainstormにアイデアを投稿してUbuntuのスタッフたちを驚かせましょう。


Ubuntu brainstormはUbuntuについての要望や改善案などのアイデアを投稿できるUbuntuの公式サービス。アイデアの投稿・検索のほかに、気に入ったアイデアへの投票が可能で、投票数の多いアイデアがトップページ上部に表示されます。

これらの投稿は、Ubuntuのスタッフたちが改善の優先順位を決定する上での参考になるそうですよ。またユーザー間のQ&Aサービスとしても働きます。

Ubuntu brainstorm
バグ票を減らすアイデアを投稿すると開発者たちは血眼で投票するだろう。