DFOでFlickrの写真を管理する

Flickr管理ツールのDFO(Desktop Flickr Organizer)を使うと、デスクトップからFlickrの写真を管理できます。

インストール:
$ sudo apt-get install dfo


インストール後はメニューバーの「アプリケーション」→「グラフィックス」→「Desktop Flickr Organizer」からDFOにアクセスできます。


メニューの「Flickr」→「接続」からFlickrへ接続します。はじめて接続すると、Flickrでのアプリケーション認証が促されます。

ブラウザが起動して認証ページが表示されるので、FlickrでDFOからのアクセスを許可しましょう。Flickrでの設定後にDFOの「Done!」ボタンを押します。


DFOは写真のアップロード、ダウンロード、削除、写真セットの作成、詳細情報の編集など、Flickrで行える基本的なアクションをサポートしています。


写真を選択してメニューの「Edit」ボタンを押すと詳細情報の編集ウインドウが開きます。編集ウインドウの「Information」タブや「Tags」タブから写真のタイトルや詳細やタグを編集できます。「Comments」タブからコメントの投稿も行えますよ。


ボトムメニューから実行するタスクを確認できます。「Uploads」リストでは「Drop individual or multiple photos here to add...」エリアに写真をドラッグアンドドロップしてアップロードする写真を追加できます。「Drop photos here to delete/remove...」エリアに写真をドラッグアンドドロップすると写真を削除できます。

写真の変更やタスクはすぐにはFlickrに反映されません。「Sync Now」ボタンを押してFlickrと同期しましょう。

PostrでFlickrに写真をアップロードする


ヒント:
Flickrは写真の公開と整理のための写真共有サービスです。サービスを利用するためにはFlickrでアカウント(yahoo.com)を作っておきましょう。

Ubuntu標準アプリケーションのF-Spotフォトマネージャーは、標準でFlickrへの写真のエクスポート(アップロード)に対応しています。

ウインドウの視覚効果を有効にする

デスクトップ効果のCompizを利用すればデスクトップに派手な効果やクールな機能を加えることができます。

でも、パフォーマンスが犠牲になるのでデスクトップ効果はOFFにしているかも?しれないですね。あぁでもやっぱりシャドウ効果くらいは欲しい!Compizを使わずに!


デスクトップの設定を変更することで、ウインドウにシャドウやアルファブレンディングなど簡単な視覚効果を与えられますよ。

コマンドから gconf-editor をタイプして「設定エディタ」を起動します。

$ gconf-editor



キーツリーの「apps」→「metacity」→「general」から「compositing_manager」にチェックを入れると、ウインドウの効果を有効にできます。

ぷるぷるのウインドウ!デスクトップ効果を有効にしよう!
半透明のウインドウ!Emeraldウインドウデコレーターを使おう!
デスクトップの見た目を変更する


ヒント:
設定エディタはメニューバーの「アプリケーション」→「システムツール」→「設定エディタ」からもアクセスできます。

標準ではメニューから隠れているので、メニューバーの「システム」→「設定」→「メインメニュー」から設定ツールを起動し、「アプリケーション」→「システムツール」の中の「設定エディタ」にチェックを入れてください。

メインメニューの表示を設定する

リポジトリ指定からwebオプションを消してアップデートエラーを改善しよう!

リポジトリにアクセスできなくなりパッケージのアップデートやネットワークインストールが不能になりましたか?エラーメッセージが「指定されているリポジトリが既に存在しない...web/binary-****/Packages...」と言っている?


この現象はリポジトリを指定している設定ファイルがアップデートされた際にUbuntuのリポジトリサーバーでサポートされていない「web」オプションがリポジトリ指定に付加されたために起きます。その場合はwebオプションを除外することで、リポジトリへのアクセスを改善できます。

設定ファイルの「sources.list」を修正しましょう。

スーパーユーザー権限で sources.list をgEditテキストエディタで開きます。

$ sudo gedit /etc/apt/sources.list


リポジトリ指定のラインに付加された「web」オプションを削除します。複数のラインに付加されていることに気付くはずです。

...
deb http://archive.ubuntu.com/ubuntu/ *** main web
...
deb http://archive.ubuntu.com/ubuntu/ ***-updates main web
...
deb http://archive.ubuntu.com/ubuntu/ ***-security main web
...


これでパッケージのアップデートやネットワークインストールを正常に行えます。

ネットワークインストールを有効にしましょう
リポジトリを追加してアプリケーションを増やそう!


ヒント:
指定するオプション名とリポジトリサーバー内のディレクトリ名が対になり機能します。webオプションは将来(遠い?)のために用意されたオプションのようですが、まだUbuntuのリポジトリサーバーには対応するwebディレクトリが用意されていません。