デスクトップに使っていて楽しい効果と便利な機能を加えることが出来ますよ。
メニューバーの「システム」→「設定」→「外観の設定」の「視覚効果」タブからデスクトップ効果を設定できます。
標準の「視覚効果」の設定では大まかなON/OFFしか設定できません。より詳細な設定を行うには「simple-ccsm」と「compizconfig-settings-manager」パッケージをインストールしましょう。
simple-ccsm & compizconfig-settings-manager インストール:
$ sudo apt-get install simple-ccsm
$ sudo apt-get install compizconfig-settings-manager
インストールが終わると「視覚効果」の設定で「設定変更」の項目が現れます。「設定変更」にチェックを入れて「設定」ボタンからデスクトップ効果の設定マネージャーを開きましょう。メニューバーの「システム」→「設定」→「Simple CompizConfig Settings Manager」と「Advanced Desktop Effects Settings」からも設定マネージャーにアクセスできますよ。
「Advanced Desktop Effects Settings」の設定マネージャーでは、非常に多くの効果を細かなアクションまで設定可能です。ほんとうに多い。
半透明のウインドウ!Emeraldウインドウデコレーターを使おう!
ウインドウの視覚効果を有効にする
デスクトップの見た目を変更する
ヒント:
デスクトップ効果はIntel、NVIDIA、ATIなどの対応グラフィックスカードにおいて利用可能です。
標準の「視覚効果」の設定からデスクトップ効果を有効にできない場合はCompiz Fusion Iconを利用してデスクトップ効果の有効化を試みてください。
Compiz Fusion Iconインストール:
$ sudo apt-get install fusion-icon
Compiz Fusion Iconはタスクトレイ(システムトレイ/通知スペース)に常駐する小さな設定ツールです。Compiz Fusion Iconでデスクトップ効果を有効にできた場合は、ログイン時にCompiz Fusion Iconが自動起動するように、セッションに起動コマンド「fusion-icon」を追加しておくと良いでしょう。
自動的に起動するプログラムを管理しましょう
デスクトップ効果には「Compiz」というデスクトップの映像をコンポジット(加工・合成)して画面に表示するプラグインベースのシステムが使われています。Compizは視覚的な効果に加えてウインドウやワークスペースの切り替えなどデスクトップに新しい操作方法を付加します。
キーボードの「Ctrl」と「Alt」を押しながらキーボードの十字キーを押すと、ワークスペースを切替えられます。
「Desktop cube/Rotate cube」(デスクトップキューブ/キューブの回転)を利用する場合、「Ctrl」と「Alt」を押しながらデスクトップをドラッグするとデスクトップを回転できます。
「Expose」(展開)を利用する場合、「Super(Windowsキー)」と「e」を押すとデスクトップを展開できます。
「Shift Switcher」を利用する場合、「Super」と「Tab」でウインドウを切り替えられます。
「Group and Tab Windows」(グループウインドウとタブウインドウ)を利用する場合、ウインドウを選択した状態で「Super」と「s」を押してグループ/タブ化するウインドウを選択し、「Super」と「g」でウインドウをグループ化、「Super」と「t」でタブ化できます。「Super」と「u」でグループ/タブ化を解除します。
0 件のコメント:
コメントを投稿