インストール:
$ sudo apt-get install pencil
インストール後はメニューバーの「アプリケーション」→「グラフィックス」→「Pencil」からPencilにアクセスできます。
スケッチツールやドローツールなどを使いビットマップグラフィックスとベクターグラフィックスで絵を描けます。Pencilはタブレットの感圧機能をサポートしていますよ。
アニメーションはキーフレームベースで作成します。タイムラインにフレームを追加してフレームごとに変化した絵を描きましょう。Pencilはレイヤーをサポートしているので、静止した部分と、アニメーションする部分をレイヤーで分けておくと良いでしょう。また、オニオンスキンで前後のフレームの内容を薄く表示できます。変化の確認に便利ですね。
追加可能なレイヤーは数種類あります。同じドローツールを使用していても、ビットマップレイヤーに描かれた絵はビットマップグラフィックスとなり、ベクターレイヤーに描かれた絵はベクターグラフィックスになります。
作成したアニメーションはメニューの「File」→「Export」からイメージシーケンスやFlash(SWF)でエクスポートできます。背景や他のオブジェクトとの合成などはビデオエディター上で作業すると良いでしょう。
Inkscapeでロゴやイラストを制作する
Kdenliveで効率よくノンリニアビデオ編集する
デバイスの設定にタブレットを追加しよう!
さっそく使ってみました!!!使いやすい!1分も立たぬうちに動画が出来ました。
返信削除今、嬉しさの余りに、笑いと震えが止まりません・・・涙も出そうです
本当にありがとうございます!!
Ubuntuでアニメーションを作る活路が開けました。
本当に本当にありがとうございました。
Oh! Chiyro(ちぃろ) さん
返信削除よかった!そんなに喜んで!
Ubuntu環境で作業するアニメーターだなんて!なんて希少な存在!Chiyroさんを応援します。
しかし、最終的な品質が望むものでないのなら、Mac OS XやWindows上のツールで作業する事を推奨します。
プロジェクトを確実に進行させ、良い品質を確保し、制作を完結させることがUbuntuを使うことよりも重要ですから。
しかし、不足は能力を磨くかもしれませんね。
グラフィックス分野のLinuxユーザーはツールに足りない部分を人間側の能力でカバーしていると思います。そうやって必然的にも能力を高め、ノウハウを蓄積している方を私は尊敬しています。
Akira Ohgaki(Linux Salad)
私も、自らを鍛えていく方達を尊敬しています!!
返信削除私は、Ubuntuやオープンソースで創作することで、誰にでも創作する機会は平等であることを実践してみたいです。
学校では商業製品を扱っていて、簡単に見栄えするものが出来たりしますが、自分自身の技術を高める上でも頑張ってみます。
自分だけではよくわからないことは多いですが、いろいろ勉強していこうと思います。
Ohgakiさんの情報は自力では掘り出せないもので、本当に感謝の気持ちでいっぱいです!
実践、学習、挑戦...wow...すばらしい。
返信削除Akira Ohgaki(Linux Salad)
今中一の私は部活の製作で動画を作ろうと思っています。usbブートで何時でも好きな所で使えるubuntu(9.10)でアニメーションを作りたいのですが、penciがインストール出来ません。
返信削除何故でしょうか?
Hi wing さん
返信削除Ubuntu9.10以降ならUbuntuソフトウェアセンターからPencilをインストールしてみて。um...それでもインストールできないの?
Akira Ohgaki(Linux Salad)
今はwindows7上で作業しています。
返信削除問題なし!!・・・とおもっていたのですが、
flash/swf形式で保存できませんでした
そこで、全てpngの画像ファイルとして保存しました。
でも、それをどうやってflash/swf形式にするのか、
分かりません。
・・・。
コマンドライン操作を嫌うかもしれないけれど...
返信削除各種画像をSWF形式に変換するコマンドラインプログラム集である「SWFTools」というユーティリティがあります。Linux, OSX, Windows用がありますが、ここではUbuntuでの利用を説明しますね。
SWFTools
http://www.swftools.org/
http://appnr.com/package/swftools
まず、Synapticパッケージマネージャなどから「swftools」をインストールしてください。インストールするとpng2swfやjpeg2swfやgif2swfなどの各種コマンドラインプログラムが利用できるようになります。
PNG画像シーケンスをSWFに変換するには、コマンドライン端末から「png2swf」コマンドを使い、作成するSWFファイルとPNG画像シーケンスを指定して変換します。
sequence001~xxx.png ファイルを output.swf ファイルに変換:
$ png2swf -o output.swf sequence*.png
ピクセルサイズとフレームレートを指定することも可能です。
ピクセルサイズ 640x480, フレームレート 12fps で変換:
$ png2swf -X 640 -Y 480 -r 12 -o output.swf sequence*.png
JPEG画像シーケンスからの変換には「jpeg2swf」を使います。オプションの指定はpng2swfと同じですよ。
Akira Ohgaki(Linux Salad)
今回用意した画像は55枚、abc001.png~abc055.pngの連番です。これをubuntuのデスクトップ上の[abc]というフォルダに保存し、下記のコマンドを実行しました。
返信削除ubuntu@ubuntu:~$ png2swf -o output.swf abc*.png
↑コピー&ペーストしました。
しかし、上記コマンドを打つと下記のように表示されます。
Couldn't open abc*.png!
Error opening input file: abc*.png
No png files found in arguments
何がいけないのでしょうか。
wing さん
返信削除Oh, 私は説明不足です!
それは指定しているファイルのパスが不完全で、プログラムはどこにファイルがあるのかわからないのですよ。
コマンドライン端末を起動すると、ユーザーのホームディレクトリが作業の起点となります。そこからcdコマンドで目的のディレクトリまで移動してコマンドを実行するか、目的のファイルまでのパスを指定する必要があります。
目的のディレクトリまで移動してコマンドを実行:
$ cd Desktop/abc/
$ png2swf -o abc.swf abc*.png
ファイルまでのパスを指定して実行:
$ png2swf -o abc.swf Desktop/abc/abc*.png
作成するファイルの指定でも同じことが言えます。このように:
$ png2swf -o Desktop/abc.swf Desktop/abc/abc*.png
基本的な10のコマンド
制作を楽しんで!
Akira Ohgaki(Linux Salad)
ありがとうございます!!
返信削除春休み後最初の部活に間に合いそうです。
いや、本当にアリガトウございます。
そこで、欲張った質問なのですが、png2swfをつかって作った動画は完成後、pencilで作った画像の透過部分が緑色になりますが、そこの部分の色の変更、又はそこに背景画像をつけることはできますか?
欲張ってすいません。
もし方法が無いなら大丈夫です。
その場合この質問のことは気にしないで下さい。
Pencilで背景用のビットマップレイヤーを追加して、そこに背景画像を読み込めば良いのですよ。白や黒といった単一色の背景画像でもよいでしょう。尚、Pencilでは下のレイヤーが上のレイヤーに合成されます。つまり背景レイヤーを一番上にしてカメラレイヤーを一番下にすべきです。
返信削除私がアニメーションを作成するとしたら......Pencilで手書き部分のアニメーション原画を作成して画像シーケンスとして保存します。次に、保存した画像を元にGIMPで作画/着色して新たな画像シーケンスを作成します。最終的にKdenliveのようなビデオエディターで背景と合成/加工してビデオを作成します。
Akira Ohgaki(Linux Salad)
ありがとうございました。
返信削除