インストール:
$ sudo apt-get install wine
インストール後はメニューバーの「アプリケーション」→「Wine」→「Configure Wine」からWineの設定を行いましょう。
Wine設定の「ドライブ」タブでWindowsドライブのマッピング設定をします。と言っても「自動検出」ボタンを押すだけです。
Windowsアプリケーションのインストールや実行はコマンドから行います。
Windowsアプリケーションのインストール:
exe形式の場合 $ wine filename.exe msi形式の場合 $ wine msiexec /i filename.msi inf形式の場合 $ wine rundll32 setupapi,InstallHinfSection DefaultInstall 132 filename.inf
インストールしたアプリケーションがどこにあるのかわからない場合はユーザーのホーム・フォルダの中にある、隠しフォルダの「.wine」を覗いてみましょう。そのフォルダ内の「drive_c」フォルダを覗くと、Windowsと同じように「Programs Files」フォルダを見つけられます。
Windowsアプリケーションの実行:
$ wine filename.exe
exe形式のファイルを開くアプリケーションに「wine」を追加しておくと便利ですよ。
ファイルを開くアプリケーションを設定する
ヒント:
Wineで多くのWindowsアプリケーションが動作しますが、必ずしも全てのWindowsアプリケーションが動作するわけではありません。Wine Application Databaseで目的のアプリケーション名を検索してみてください。Wineでの動作報告を見ることができます。
Wineは厳密にはエミュレーターではなくWindowsAPIの互換レイヤーであり、Wineの公式な正式名称は「Wine Is Not an Emulator」とされています。
WineはWine is not an emulatorの略だと思います。
返信削除フォローありがとう!!!
返信削除私がWine Windows Emulatorと書いているのは、Ubuntuで提供されているパッケージ情報の記述と合わせているためです。わかりやすくてピンとくる記述を選びました。
WineのスタートはWindows compatibility emulatorの略でしたが、現在は匿名さんの言うとおり「Wine is not an emulator」の略として呼ばれていますね。たびたびCPUのエミュレートと間違われたことと、エミュレーターと言うよりはAPIの交換だとかなんだとかブラブラブラ...の理由で「Wine is not an emulator」になったと記憶しています......うろ覚え。
きっと他のエントリーでもおかしな事を言っているところがあるかもしれませんね。またいつでも気軽に指摘してください!
P.S.
私はWINEチームにはネームセンスが欠如していると思っています。
Wineは「Windows nerd environment」にすべきだと思います。
Wine や Wine-Doors の紹介は載ってますけど、Linux(Ubuntu)上でIEとかが起動しているスクリーンショットはないんですね。最後に、全てのWinアプリが動くと思うな・・・ですか。
返信削除Wine や Wine−Doors の設定の方法も載っていない。
期待外れです。
あくまで対象となるアプリケーションにフォーカスし、その使い方について話しています。
返信削除Wineとは何なのか?どうやって使うのか?設定はどこで行うのか?なにか注意事項や他の情報源はあるか?など。
Wineの設定はそれほど難しくないので、少し試行錯誤してみてください。しかし、特に設定する必要は無いでしょう。
ゲームのようなフルスクリーンモードを利用する特殊なソフトウェアを動かす場合は、Wineの設定の「画面」タブでデスクトップのエミュレートを有効にして、エミュレートするデスクトップのサイズを設定しておくと良いかもしれません。
それで、どんなことに困っていますか?
Akira Ohgaki(Linux Salad)
Wineの設定は、特に設定する必要は無い…ですか。
返信削除Wineでは、日本語入力に問題あり、というのが多くの見解だと思うのですが…。
私は、.NET Framework 2.0 をインストールしようと奮闘しています。
MONO Developperというのがあるのは、知っていますが、.NET 1.1 互換らしいので、MONO は使えず、
.NET 2.0 のインストールで、IE 5.0を要求するので、Wine−DoorsからIE6 をインストールするも、IE6 自体が起動できず、といった状況です。
IE6 の設定等の知識をお持ちでしたら紹介して頂けたらとは、思いますが、情報源の紹介のみに限定されている様なので…。
匿名 さん
返信削除Wine-Doors0.1.2でIE6をインストールしたところ、確かに起動できなくなっていることを確認しました。0.1pre-releaseの頃は起動までできていましたが、いつの間にか問題が生まれていたようですね。
Wine-DoorsでインストールしたIEを起動する方法:
Wine-DoorsからIE6をインストールした場合、Wine設定の「アプリケーション」タブで「iexplore.exe」を選択し、「ライブラリ」タブからリストアップされているライブラリの設定をすべて「native,builtin」に変更するとIE6は起動しました。実際の変更作業では、直接、設定ファイルの「user.reg」をテキストエディタ開いてエディタの置換機能を使って一斉に置換すると楽でしょう。
$ gedit .wine/user.reg
「="native"」を「="native,builtin"」に置換します。
これでIE6は起動します......起動はしますが...表示が著しく不完全でブラウザとしての利用は難しい状況です。IE6をコンポーネントとして必要とするだけであれば、これでも良いかもしれません。Wine-Doorsは、IEのインストールに関して定評のあるIEs4Linuxをベースにして自動設定の処理を行っていますが、それぞれのバージョンが上がってゆく中で、何か整合が取れなくなっているのかもしれません...たぶん。
IEs4LinuxでIEを導入する方法:
現在は、純粋にIEs4Linuxを利用してIEを導入することをオススメします。しかしIEの導入についてはIEs4Linuxのほうがいつもベストです。
まず必要なパッケージを事前にインストールしましょう。
$ sudo apt-get install wine cabextract
IEs4Linuxのダウンロードページから書庫ファイルをダウンロードして展開します。
http://www.tatanka.com.br/ies4linux/download.html
コマンドから展開したフォルダに移り、インストールスクリプト「ies4linux」を実行します。
$ cd ies4linux-*/
$ ./ies4linux
GUIインストーラーが起動するので、IEのインストールを進めてください。インストールは簡単です。
さて、.NET Framework 2.0ですね。
umm...私にはわかりません。Wineで.NET Framework 2.0が動いたという話は聞いたことがありませんから、是非チャレンジを続けてみてください。Thanks.
Akira Ohgaki(Linux Salad)
勉強になります
返信削除現在 ubuntu9.10メインOSで使用中、
返信削除Wineの日本語化は、フリーウェアのIPA Fontを
WineのCドライブに入り、Windowsを開け、Fontフォルダ内にコピーし再起動すればOKです。
JWCADはWine C ドライブ内にコピーし、.exe を右クリックし、Wine プログラムローダーでインストール
快適に使えます。
Windows98用のアプリケーションはかなり動く。
返信削除wineが見つかりませんってなります...
返信削除(インストールの時)
インストールできない。 wineのファイルを修復してくださいとでます
返信削除状況がわからないのだけれど、サーバーからパッケージを完全にダウンロードできなかったのかも?
返信削除まず、メニューの「システム > システム管理」にあるソフトウェア・ソースで「コミュニティーによってメンテナンスされるオープンソースソフトウェア(universe)」にチェックが入っているか確認してみてください。
次に、Synapticパッケージ・マネージャで「wine」パッケージを削除可能なら完全削除してください。
そしてパッケージ情報を再読込してから再度インストールを試みてください。
Akira Ohgaki(Linux Salad)
参考になりました。ありがとうございました
返信削除